病院案内

統合新病院に向けて

県⽴⻄宮病院と⻄宮市⽴中央病院の統合再編新病院について

「兵庫県⽴⻄宮病院と⻄宮市⽴中央病院の統合再編基本計画」に基づき、これまでの診療機能を維持・充実するとともに、地域医療に関わる⼈材育成の拠点としての役割を果たし、⻄宮市域及び阪神圏域において安定的・継続的に医療を提供するため、 兵庫県と⻄宮市が連携して、両病院の統合再編による新病院を整備します。

1 新病院名称

 兵庫県立西宮総合医療センター(仮称)

2 開院予定日

 令和8年7月1日(水)

3 新病院の主な特徴

  1. 高度急性期・急性期医療の提供
    両病院の医療を引き続き提供し、西宮市域及び阪神圏域における中核的な医療機関として役割を果たします。
  2. 救命救急センターとしての役割
    阪神圏域内の2次救急医療機関や阪神南部の救命救急センターとの役割分担・連携を十分考慮し、救急医療体制の充実を図ります。
  3. 先進医療への対応
    診療機能の高度化、患者サービスの向上を図り、安定した経営基盤を確立する。県立西宮病院の取組を引き継ぐとともに、ゲノム医療、再生医療、遺伝子治療の分野においても先進医療への対応を目指します。
  4. 感染症対応機能の充実・強化
    阪神圏域における新型コロナウイルス感染症への対応状況を踏まえ、重症者等への対応など、感染症対応機能の充実・強化を図ります。
  5. AI、ICT の活用
    AI、ICT の活用をはじめとする、医療技術の進歩に対応できるよう、将来の拡張性を考慮します。
  6. 医療従事者の育成拠点
    地域における若手医師等の医療従事者の育成拠点とするため、魅力ある研修プログラムの提供など育成・研修機能の充実を図ります。
  7. 災害に強い病院
    ヘリポート整備、免震構造の採用など災害に強い病院とし、災害拠点病院として引き続き災害医療派遣チーム(DMAT) などを整備しします。
  8. 安定した経営基盤の確立
    診療機能の高度化、患者サービスの向上を図り、安定した経営基盤を確立します。

4 基本機能

  • 診療科目:35診療科
内科系内科、呼吸器内科、循環器内科、消化器内科、腎臓内科、脳神経内科 、
糖尿病・内分泌代謝内科、血液内科、腫瘍内科、リウマチ内科
外科系外科、呼吸器外科、心臓血管外科 、乳腺外科、消化器外科、
脳神経外科、整形外科、形成外科、歯科口腔外科
その他専門皮膚科、泌尿器科、眼科、耳鼻咽喉科、放射線診断科、放射線治療科、
リハビリテーション科、病理診断科、救急科、精神科 、麻酔科、産婦人科、
小児科、臨床検査科、ペインクリニック内科、ペインクリニック外科
  • 病床数:552床(一般病床544床、精神病床8床)

※ 開院時は、移転に伴う患者受入調整の影響等を踏まえ、502床での段階的オープンを実施します。

5 配置図、アクセス

【建設場所】⻄宮市津⾨⼤塚町(アサヒビール⻄宮⼯場跡地)
【敷地⾯積】26,000㎡
【構造規模等】

①病院棟延床⾯積:54,555㎡
鉄⾻造/免震構造・地上11階、塔屋1階(ヘリポート)
②放射線治療棟延床⾯積:1,228㎡
鉄筋コンクリート造/耐震構造・地上3階
③救急ワークステーション棟延床⾯積:382㎡
鉄⾻造/耐震構造・地上2階

6 整備スケジュール

※工事の進捗により、変更される場合があります。

(参考)基本計画など