採用情報

血液内科専攻医について

血液内科専攻医をめざすDrへ

血液内科を専門とする常勤医は2名で、専攻医とともにベッドサイドで沢山の患者さんの治療にあたっています。専攻医の指導においてはマンツーマンで指導にあたっており、どこに出しても恥ずかしくない立派な血液内科医になれると自負しています。当院研修後、同種移植研修、大学での基礎研究と研修スケジュールを用意しています。
常時、見学可能です。やる気のある専攻医・研修医の応募をお待ちしています。

当科で研修を行った専攻医の先生(2014年~)

  • 町田 朋久先生
  • 中田 継一先生
  • 美馬 風花先生
  • 加納 美月先生(旧姓:浅子)
  • 寺川 拓弥先生
  • 中原 航先生
  • 松岡 慶樹先生
  • 松井 奨吾先生
  • 池田 真子先生
  • 水木 満佐成先生
  • 上島 広大先生
  • 梅木 佑夏先生

当院で研修を行った過去の専攻医から一言

町田 朋久

私は卒後3年目からの2年間、血液内科の専攻医として勤務しました。当院には西宮市とその周辺の血液疾患の患者さんが数多く紹介・受診され、急性白血病や悪性リンパ腫、多発性骨髄腫をはじめとして、様々な症例に出会うことができました。また自家末梢血幹細胞移植(auto-PBSCT)も、平成26年度で3件担当させていただきました。
当院の特長は、他の内科系診療科や救急部との連携が緊密であることです。人工透析を含めた腎不全患者さんの化学療法や、人工呼吸管理が必要な重症患者管理なども、しっかり勉強することができました。
研修の2年間は、様々なスタッフの方々に支えられながら非常に有意義な研修をおくることができ、大変感謝しています。

中田 継一

当院研修での一番の利点としては阪神間における中核病院として多くの血液疾患症例が集まる点があげられます。ある程度の診断がついた状態での紹介というよりは、全く診断のついていない症例が多く、診断へ至るに必要な検査や、検査結果の解釈、治療方針の決定、治療中の合併症への対処等を十分に学ぶことができます。
また1例1例丁寧に診察するという姿勢が貫かれており、受けもった症例について症例報告するところ迄御指導頂きました。(Internal Medicine 2018;57(3):393-397) 他院との違いという意味では、週1回血液検査室のスタッフによるMay-Giemsa標本研修を挙げることができます。血液検査室の検査技師の指導のもとMay-Giemsa標本の基礎から、様々な血液疾患標本の詳細な判読まで十分なトレーニングを積むことができます。
血液内科医を目指す研修医の先生方には、当院での研修をお勧めします。

美馬 風花

私は大学の授業で血液疾患の病態の面白さに触れて、血液内科を専攻することになりました。いくつか病院を見学ののち当院を選択、研修医から専攻医まで研修させていただきました。
当院では一般的な血液疾患の診断、治療から、重症患者さんの対応についてまで、基礎から指導いただきました。自分が担当し懸命な治療によって良くなっていく重症患者さんの経験は何ものにも代えがたい経験でした。またよく知っているつもりのありふれた疾患でも、よく目を凝らせば他の患者さんと違う興味深いことに気づくということも学びました。新たな発見と魅力に気付く毎日で充実した研修だったと思います。
また、興味深かった症例について、英文の症例報告(Internal medicine 2022;61(1):91-95) としてまとめさせていただき、大変貴重な経験になりました。

当科からの症例報告(近年はほとんど専攻医の先生が書いてくれています)