臨床研修プログラム
プログラムの特長
- 4,000床を超える県立病院の資源をフルに活用し県立病院が一体となって、魅力ある臨床研修を提供します。
- 経験豊富な指導医がマンツーマンで、きめの細かい指導を行います。
- 医師としてふさわしい態度や責任感を養うとともに、将来の専門分野にかかわらず、医学・医療の社会的必要性を認識しつつ日常診察で頻繁に遭遇する病気や病態に適切に対応出来るよう、初期診療における基本的な診察能力を身につけることを目標としています。
- 医療における総合的な知識や見識を身に付けるため、インフォームド・コンセントや医療安全管理についての研修を行います。
当院の研修プログラム
1年目の研修
内科 〈6ヶ月〉 |
①消化器内科/リウマチ科、②糖尿病内科/循環器内科、③腎臓内科/血液内科 をそれぞれ2ヶ月毎にローテートします。 ※一般外来研修あり |
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救急科 〈2ヶ月〉 |
2年目にも2ヶ月間の研修期間があります。 1年目の救急科研修は、2年目の研修医や救急科専攻医とともに2次・3次の救急患者の初期診療を行います。また上級医とともにICUにおいて重症患者の集中治療を学んだり、一般病院に救急科入院となった患者の主治医となります。 |
外科 〈1ヶ月〉 |
消化器・乳腺外科・一般外科で診断と治療に必要な知識と技術を習得します。 ※一般外来研修あり |
小児科 〈1ヶ月〉 |
新生児から思春期まで年齢に応じた診療技術や検査技術について学びます。 ※一般外来研修あり |
産婦人科 〈1ヶ月〉 |
臨床研修課程週2回の外来診療(新患及び婦人科1回、産科1回)と検査、特殊外来を指導医のもとに担当します。 |
麻酔科 〈1ヶ月〉 |
実際の周術期管理を上級医師とともに行います。 麻酔科は推奨科です。院内の診療科へ変更できます。 |
2年目の研修
地域医療 〈1ヶ月〉 |
1ヶ月の必須科目です。 |
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救急科 〈2ヶ月〉 |
2年目の救急科研修は、1年目の研修に加えて自らが中心となり2次患者の初期診療を行います。 |
精神科/ 周産期 |
精神科は精神科の専門の県立ひょうごこころの医療センターで2週間、周産期は当院の小児科と産婦人科で2週間の研修を行います。 |
院内選択 〈4ヶ月〉 |
院内の診療科から選択します。 |
院内/ 院外選択 〈4ヶ月〉 |
残りの4ヶ月は院内の診療科だけでなく西宮病院以外のすべての県立病院のすべての診療科から選択することができます。 例:「3年目は当院の消化器内科へ進むつもりだが、当院にない神経内科や呼吸器内科を経験しておこう」や「外科の後期研修医へ進むけど2ヶ月間心臓血管外科も経験してみよう」などそれぞれの思いで選択してください。 |
待遇
身分 | 兵庫県臨床研修医 |
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給与 | 1年次:月額 270,900円 2年次:月額 286,500円
※宿日直勤務1回あたり21,000円(税込)を加算します。 |
勤務時間 | 1週あたり38時間45分(週5日[月~金]1日7時間45分) |
有給休暇 | 1年目は10日、2年目は11日
※1年目の残日数の繰越可 |
宿舎 | 公舎(借上マンション)の利用が可能(一部自己負担有) |
社会保険 | 健康保険、厚生年金保険、雇用保険へ加入 |
医師賠償責任保険 | 個人加入を強く推奨 |