新人 フィジカルアセスメント研修
- 12/14フィジカルアセスメント(ベーシックコース)研修がありました。当院の新人に加えて兵庫県立ひょうごこころの医療センターの新人看護師4名、西宮市福祉財団西宮市訪問看護センターの新卒訪問看護師1名が参加して行っています。
研修は、フィジカルアセスメントについての講義の後、事例展開をしました。少ない情報から、何が起こっているのか考え、それを証明するための不足した情報は何かをグループで話し合い、実際の模擬患者で情報収集していきます。バイタルサインの測定や症状の観察をしていきますが、どうしても問診での情報収集が多くなりがち。しんどいと言っている患者にどうやって情報を取ればよいのか考えながら進めました。その後は振り返りで、グループごとに考えた思考を整理していきました。2事例目には、要領もつかめ自分たちで進めていくことができました。アンケートでは「問診や機械によるバイタルサイン測定に頼るのでなく、患者に触って聞いて観察するフィジカルアセスメントの大切さがわかった」「事実から何が起こりうる可能性があるか、必要な情報は何か考える必要性を学んだ」「自分には何のアセスメントが足りないのか、技術や復習することが明白に見えた。的確にアセスメントできるようになりたい」などの意見がありました。実践に活かしていくことを期待しています
大腿骨近位部骨折再骨折予防サポートサービス
- 高齢化社会のもと骨粗鬆症に伴う股関節周囲の骨折が激増しています。一度、このような骨折を起こすと反対側の骨折をきたすリスクが非常に大きくなります。しかし、骨粗鬆症の診断を正しく受け、治療されている方が、少ない現状があります。
そこで、平成31年1月15日からN-POPとして多職種連携の医療チームを構成し、二次骨折予防の取り組みを開始しました。骨折患者さんの1日も早い回復をお手伝いすると同時に、再骨折を予防するためのお手伝いもしてまいります。
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