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腎臓内科

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対象疾患

慢性的な血尿・タンパク尿、慢性糸球体腎炎〈ネフローゼ症候群〉、慢性腎不全、検尿異常~腎機能異常を伴った膠原病、糖尿病性腎症、各種電解質異常、腎移植を検討されている患者様

<以下のような症例に対する精査・加療を専門にしています>

(1)慢性糸球体腎炎疑い(血尿、タンパク尿、ネフローゼと言われたら)
(2)保存期腎不全(健診でクレアチニンや尿素窒素の高値を指摘されたら)
(3)末期腎不全(腎代替療法が必要と指摘されたら)
(4)腎移植関連(腎移植を行うには半年近くの準備期間が必要です)
(5)電解質異常(ナトリウム・カリウム・カルシウム・リンの異常が続く場合)

紹介基準に関してはこちらをご参照ください。

外来

外来診察日:月~金(受付 AM8:30 ~ AM11:00)

外来担当表(内科)

AM 米本 尾崎 藤井 奥野 佐伯
PM 米本・角埜 藤井 奥野 佐伯

外来担当表(移植)

AM 米本 尾崎
スタッフ紹介
藤井 直彦
(平成10年卒)
日本内科学会認定内科医・総合内科専門医、日本腎臓学会腎臓専門医・指導医
【入院・外来・透析担当】
佐伯 みずほ
(平成12年卒)
日本内科学会認定内科医・総合内科専門医、日本腎臓学会腎臓専門医、日本透析医学会専門医、日本医師会認定産業医
【外来・透析担当】
奥野 綾子
(平成13年卒)
日本内科学会認定内科医・総合内科専門医、日本腎臓学会腎臓専門医、日本透析医学会専門医、日本禁煙学会認定専門指導者、日本東洋医学会認定漢方専門医
【外来・透析担当】
米本 佐代子
(平成18年卒)
日本内科学会認定内科医・総合内科専門医、日本腎臓学会腎臓専門医、日本透析医学会透析専門医、日本臨床腎移植学会腎移植認定医、
【入院・外来・透析担当】
福田 俊悟
(平成27年卒)
腎臓内科スタッフ
【入院・外来・透析担当】
平岡 敦子
(平成29年卒)
腎臓内科専攻医(関西ろうさい病院より1年間研修)
【入院・外来・透析担当】
角埜 光
(平成31年卒)
腎臓内科専攻医
【入院・外来・透析担当】
診療科紹介

概要
腎臓内科は令和2年4月現在、常勤医3名、非常勤医2名、専攻医2名の計7名体制で、病棟業務、外来業務(月~金)、透析業務(月水金×2クール/火木土×1クール)を行っております。
平成20年度より「腎疾患総合医療センター」という枠組みを設け、同じ腎臓という臓器を診る泌尿器科と、より密に協力して腎臓病の治療にあたっています。検尿異常(タンパク尿・血尿)から慢性腎臓病、透析、さらに腎移植患者さんまで、内科・外科の隔てなく一貫したきめ細やかな医療を提供できるよう努力しております。

血液浄化室
平成19年に拡充した12床の血液透析病床はフル回転しておりますが、火木土を1クールにしており、急な患者さんの紹介にも対応可能です。平成30年より、症例は限られますが、血液透析濾過にも対応できるようになりました。一方で、血漿交換やLDL吸着療法、エンドトキシン吸着療法、顆粒球除去療法など、多岐にわたる血液浄化にも対応しております。近年増加傾向にある、ABO不適合移植やドナー特異的HLA抗体除去療法などにもいち早く対応し、移植医療においても最新の治療を提供できるよう努めております。

腎臓病教室
医師、看護師に加え、透析看護認定看護師や糖尿病看護認定看護師、管理栄養士や薬剤師とともに患者教育にも力を入れております。平成26年より開始した腎臓病教室は、回を重ねるごとに参加者も増え、最近では他院から依頼を受けるまでになっております。本年は下記の今後も「質の向上」を1つのテーマとして臨床に臨んでいきたいと考えております。詳細はこちらをご参照ください。

地域連携
現在、地域の先生方とともに地域連携ネットワークをより強化し、一方通行の医療ではなく、地域全体で一人の患者さんを診ていくような診療体制作りを行っております。これからも、拠点病院として地域のニーズに根ざした医療を提供できるよう努力してまいります。

西宮市国民健康保険慢性腎臓病(CKD)予防連携事業
H30年10月より西宮市ではCKDの重症化予防目的で、特定健診受診者の中から腎機能低下の危険がある人を対象に受診勧奨および追跡調査を行っております(詳細はこちらをご参照ください)。当院では、主に高度専門医療施設として、より専門的な検査を行い、腎機能悪化の原因を突き止めて、有効な治療に結びつけていきます。

治験(臨床試験)
西宮の皆様にいち早く最新治療を受ける機会を提供すべく、治験にも積極的に携わっております。現在当科で進行している治験は以下のとおりです。

委員の最新情報

診療内容

◆腎生検(3日入院)
外来での血液・尿検査の後、最短3日の検査入院を行います。

◆腎炎に対するステロイド治療(2~4週入院)
腎生検結果に基づき、必要に応じてステロイドの点滴・内服治療を行います。副作用の合併などに気をつけながら約1ヶ月の入院治療を目標にしております(ネフローゼの場合、さらに長引く場合があります)。
IgA腎症に対する扁桃摘出術+ステロイドパルス療法も積極的に行っております(最短10日入院)。

◆腎臓病教育入院(1週間入院)
慢性腎臓病とはどのような病気か?どう対処すべきか?
約1週間の入院期間中に網羅的に学んでいただくコースです。

◆血液透析導入(2週間入院)
約2週間を目標に、血液透析の導入を図ります。
最終的にはお住まいの近くの透析クリニックを紹介させていただきます。

◆内シャント造設(3日~1週間入院)
自己血管の動静脈吻合による内シャント造設を行っております。現時点では人工血管には対応しておりません。

◆腎代替療法選択外来
血液透析、腹膜透析、腎移植といった腎代替療法のうち、どれが患者様およびご家族様にとって適しているのか、十分な情報提供をさせていただいた上で、医師や看護師など多職種を交えて話し合い、時間をかけてしっかり理解していただいた上で、患者様・ご家族様が主体的に療法選択していくための外来です。療法選択の中には、透析を行わないという選択肢も含まれますが、それを病院側からお薦めすることは基本的にございません。

◆血液透析
主に新規導入と合併症入院に対応しております。12床と透析ベッドが限られていることもあり、基本的に外来通院透析を行っていません。当院に入院予定の患者さんで透析が必要な方がいらっしゃいましたら、事前に地域連携室までご相談ください。

◆腹膜透析
希望される方がいらっしゃいましたら導入、維持ともに検討いたします。当院では段階的腹膜透析導入法(SMAP法)を推奨しております。SMAP法は、①腹膜カテーテル埋没留置術、②腹膜カテーテル出口部作成術&腹膜透析導入を二期的に行うもので、一期的に施行する場合に比べて液漏れや感染に強いのが特徴です。

◆生体腎移植(先行的腎移植含む)/献腎移植
本人が希望され、条件を満たすドナー候補がいらっしゃるようでしたら、積極的に薦めております。実際に移植を行うまでに様々な検査が必要となるため、一般に移植までに6ヶ月程度の準備期間を頂いております。

診療実績
R2年度 R1(H31)年度 H30年度
腎生検症例数 43 55 64
血液透析施行総数 3574 4215 4333
血液透析導入患者数 65 67 78
腹膜透析導入患者数 0 0(他院紹介のみ) 1(脱落)
単純血漿交換 16 8 4
DFPP 4 8 8
LDLアフェレーシス 39 60 61
顆粒球除去 23 21 19
腹水濃縮ろ過 - 39 55
腎臓病教室 0回 7回(94名) 7回(93名)
治験実施数 1 3 4
発表実績令和2年度
国際学会 1演題 ヨーロッパ腎臓学会
国内学会 2演題+α 日本腎臓学会
研究会 1演題+α 日本CKD-MBD研究会
講演会 9演題+α
医療機関の先生方へ

慢性腎不全だけでなく、慢性糸球体腎炎から透析(一部、移植患者さんの診療も含みます)まで、一貫して腎疾患の診療にあたっておりますので、健診の検尿異常から様々な疾患に伴う電解質異常まで、幅広くサポートしておりますので、お気軽にご相談ください。緊急透析にも対応しておりますので、お困りの際は遠慮なくご一報ください。

紹介基準に関してはこちらをご参照ください。

腎臓内科専門医を目指すDrへ

腎腎臓内科を専門とする医師が5名おり、それぞれが得意とする分野に関して直接指導を受けることができ、2年で腎疾患について一通りの診療技術を身につけることができます。当院は、新内科専門医制度に基づいて、関西ろうさい病院・近畿中央病院とともに、阪神地域の教育中核病院に指定されており、様々な施設からの短期受け入れも行っております。腎移植までカバーしている施設は限られていることから、当院でしか受けられない腎臓内科研修を提供できるよう努めております。

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