当科では病状のみならず社会的事情も考慮し、患者さんとご相談の上、保存的治療および外科的治療を施行しています。保存的治療としては安静療法、脱気、胸腔ドレナージ法、胸膜癒着剤注入療法を施行しています。外科的治療としては侵襲の少ない胸腔鏡下ブラ切除術を施行しており、経過により術後2日目から退院可能です。上腕で隠れる腋窩部の創痕となるよう美容的な面にも配慮しています。手術症例は年間10-20例です。