クリニカル・インディケーターとは、臨床医療の質を評価する定量指標で、医療の質改善のためのツールとなります。また、この開示や公開は、医療機関の説明責任を果たすことにもつながります。
2017年度実績 | 2018年度実績 | 2019年度実績 | 説明 | |||
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01 | 延べ入院患者数 | 126,346人 | 125,721人 | 126,165人 | ||
一日平均 346.2人 |
一日平均 344.4人 |
一日平均 344.7人 |
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02 | 退院患者数 | 11,829人 | 11,873人 | 11,239人 | ||
03 | 平均在院日数 | 9.7日 | 9.6日 | 10.2日 | 平均在院日数は、『在院患者延べ患者数/(新入院患者数+退院患者数)×1/2』です。在院患者延べ患者数とは、『毎日0時の入院延べ患者数』です。 | |
04 | 病床利用率 | 86.5% | 86.1% | 86.2% | 病床利用率は、『年間延べ入院患者数/延べ病床数×100(%)』です。 | |
延べ外来患者数 | 160,682人 | 163,388人 | 161,370人 | |||
一日平均 659人 |
一日平均 669人 |
一日平均 672.4人 |
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05 | 初診患者 | 14,238人 | 13,805人 | 12,810人 | ||
06 | 手術件数 | 5,127件 | 5,195件 | 5,283件 | ||
07 | 全身麻酔下手術件数 | 2,183件 | 2,294件 | 2,280件 | ||
08 | 分娩件数 | 644件 (198件) |
602件 (173件) |
572件 | ※( )内は分娩件数のうちの帝王切開件数 | |
09 | 生体腎移植 | 18例 | 9例 | 12例 | 当院の腎移植は、昭和48年に始まり、移植件数は兵庫県1位・650例以上の実績があります。 夫婦間移植・血液型不適合移植、先行的腎移植も積極的に行っています。院内にHLAセンターがあり、既存抗体陽性症例の対応も迅速に行えます。 |
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10 | 献腎移植 | 5例 | 2例 | 1例 | ||
11 | 救急外来患者数 | 6,428人 | 6,780人 | 6,316人 | 阪神間における救急医療の中核として、2次・3次救急を担ってきた当院は、平成23年4月より救命救急センターの指定を受けました。 平成25年にラピッドレスポンスカーを導入し、重症患者の救命率向上を目的に、病院前より診療を開始しています。26年度は、救急外来患者数および救急車搬送件数が前年度を上回っています。ドクターカー出動件数も伸びています。DMATカーを導入し、さらなるホスピタルケアの充実を図っています。 |
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12 | 救急車搬入件数 | 4,047件 | 4,324件 | 3,946件 | ||
13 | ドクターカー出動件数 | ラピッドレスポンスカー(平成25年11月導入) | 588件 | 805件 | 667件 | |
DMATカー(平成26年10月導入) | 送り:96件 迎え:7件 |
送り:59件 迎え:5件 |
送り:103件 迎え:3件 |
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14 | 薬剤管理指導件数 | 12,412件 | 13,462件 | 11,686件 | 入院患者さんへの服薬指導です。薬の説明のほかに相互作用や副作用等を説明しています。 | |
15 | がん患者指導管理件数 | 487件 | 520件 | 563件 | 入院患者さんへの服薬指導です。薬の説明のほかに相互作用や副作用等を説明しています。 | |
16 | 個別栄養指導件数 | 入院 660件 | 入院 768件 | 入院 909件 | 外来患者さんへ、抗がん剤治療について治療方法や副作用等を説明しています。 | |
外来 380件 | 外来 375件 | 外来 304件 | ||||
17 | 集団栄養指導件数 | 198件 | 379件 | 210件 | 糖尿病教室、セミナー、腎臓病教室、両親学級など、集団での栄養指導を実施しています。 | |
18 | 糖尿病透析予防 管理指導件数 |
250件 | 361件 | 297件 | 糖尿病の合併症で、腎機能の低下している患者さんに対し、透析導入予防を目的とした継続指導を、医師・看護師・管理栄養士が協働して行っています。 | |
19 | 栄養サポートチーム(NST) カンファレンス件数 |
1,284件 | 1,786件 | 1,327件 | 栄養を専門とする医師・看護師・薬剤師・管理栄養士など多職種で患者さんの栄養状態を評価し、栄養障害のある患者さんには適切な栄養療法を提案しています。 | |
20 | 転倒転落件数 | 273件 | 301件 | 257件 | 転倒転落発生率は、『入院中の転倒転落報告件数/入院延べ患者数×1000』です。 ※単位(パーミル) 1,000人中 過去5年間のデータからは減少傾向を認めます。入院患者数が増加し、在院日数が減少する中で、低い水準で維持できています。入院時にスクリーニングを全員に行い、先取りの転倒予防策が有効に機能していると言えます。 |
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21 | 転倒転落発生率 | 2.16 | 2.39 | 2.03 | ||
22 | 褥瘡推定発生率 | 0.45% | 1.12% | 0.89% | 褥瘡推定発生率: (調査日に褥瘡を保有する患者数−入院時すでに褥瘡保有が記録されていた患者数/調査日の施設入院患者数×100(%) 褥瘡発生リスクの高い患者の入院が増加しています。看護師によるリスクアセスメント、NSTと連携した予防的ケアに努めていることが発生率に表れていると考えます。(平成24年度 全国調査:1.60%) |
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23 | 冠状動脈造影検査 | 210件 | 181件 | 171件 | ||
24 | 経皮的冠状動脈形成術 | 141件 (5件) |
108件 (11件) |
97件 (9件) |
※( )内は緊急件数 | |
25 | 経皮的動脈形成術 | 26件 | 16件 | 20件 |